設計内容に基づいて、工事会社の見積もりを取得。不透明になりがちな施工会社の選定を、ブラックボックスで決めるのではなく、オープンに段階的に行って比較し、選定経緯や理由を明らかにして公正に行います。
工事見積
工事見積の取得には、次のステップがあります。
工事規模や経緯開示の必要に応じて、これらの段階を踏みます。
工事規模や経緯開示の必要に応じて、これらの段階を踏みます。
1.工事見積会社募集 |
当該工事を実施するために必要な諸要件 ・会社規模 ・実績 ・担当者条件 ・保証力等 を発注者と協議して決定し、工事見積を依頼する先の工事会社を募集します。 |
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2.見積依頼と比較検討 |
応募書類を比較検討して、工事見積先を選定して見積もりを依頼します。依頼先各社には、共通の見積要綱書に見積条件や内容を明示することがポイント。工事会社による工事内容の裁量を排除し、項目別に見積比較ができます。 |
3.工事会社のヒアリング |
工事会社別に面接ヒアリングを行い、見積比較で判明した見積内容や工事体制への質疑応答を踏まえて、発注者に工事会社を最終決定して頂きます。請負契約を締結します。 タイル研は、これらの一切を補助致します。 |
工事監理
締結された請負契約に基づいて、約定された工事が確実に実施されているかどうかを、第三者技術者として監理します。
・広報活動 |
改修工事は、住まいながらあるいは建物利用中に行いますので、居住者や利用者へのストレスを可能な限り低減する必要があります。その方法には次の活動等があります。 ・着工前工事説明会開催 ・居住者利用者への告知連絡の指導確認 ・備品の一時保管や移動協力の指導確認 ・発注者との連絡協議会(定例会議)開催 |
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・品質確認/工程監理 |
各工程各段階の施工品質を、工事会社報告書や現地検査により確認。現場で生じた精算工事項目、および変更・追加工事項目の査定を行います。これらの業務内容は工事監理報告書として取りまとめ定期的に発注者に提出報告します。 |
・完成検査および引き渡し監査 |
工事完了時の監理者完了検査を行い、発注者へ報告。 発注者の完成確認検査に立ち会い、不具合の是正確認を行います。完了時の納品書類や備品、残工事完了の確認を行います。 |
アフター点検
工事完了後の保証年限に従って、定期点検を実施します。
工事実施部位に異常が生じていないか、異常が工事原因かどうかの判別を行い、必要に応じて是正工事を指導します。
また工事実施部位以外に、劣化が進行していないか、進行している場合には補修勧告を行います。
アフター点検には次の二種類があります。
工事実施部位に異常が生じていないか、異常が工事原因かどうかの判別を行い、必要に応じて是正工事を指導します。
また工事実施部位以外に、劣化が進行していないか、進行している場合には補修勧告を行います。
アフター点検には次の二種類があります。
1.工事契約の工事部位別、完了後1年/3年/5年/10年の点検報告
2.毎年点検による既存建材活用
既存建材の部分補修工事部位などによっては毎年点検を行い、軽微な補修や保護工事を実施し、次回の大規模修繕工事の工事費用を抑えることができます。
2.毎年点検による既存建材活用